アトピーの女王 価格:¥ 1,365 納期:通常24時間以内に発送 人気ランキング : 71,610位 定価 : ¥ 1,365 販売元 : 太田出版 発売日 : 2002-08
アトピーに関係ある人もない人もこの本を読むことをお勧めします。まず、純粋に読み物として面白い!!失礼と思いつつ、声を出して笑ってしまう部分が多々あります。この面白さだけは読んでもらわないと解らない!次に、アトピーの患者さんが経験するであろう悩みや失敗を隠すことなく記載しています。これは医療者も患者さんも、おおいに勉強になります。最後に、肩肘張らずに、眉間にしわなんか寄せずに、気楽に読める本です。だまされたと思って読んでみてください。損はしません。
病気はなりたくてなる人はそういないでしょうが、アトピーの大変さはこの本からは多少茶化さなければ伝わらないものだということが、よくわかりました。アトピーは死ぬ(正確には適当でない治療による医源病死だが)、ステロイドは内因性のものがアトピーでは不足、とか根本的な間違った記述もありますが、著者の苦労からすると許されるでしょう。問題は重症も軽症もひっくるめてアトピーとして画一的な治療をする医療、本当の専門家の声が現場に反映されない、日常疾患であるアトピーをビジネスととらえている医療者、非医療者、そして何より悪くしているは、著者がいみじくも繰り返し述べている掻破という行為、です。みんなが困っていて、いろんなやり方が横行するのは、いずれも決定的ではない裏返しで、ステロイドならその至適量の塗布、とか専門家にとっては当たり前のことが行われていなくて、ステロイド是非を云々してもしょうがないでしょう。巡り合う医者で患者の転帰が決まるなんて、日本もまだまだだなあ!
こどものアトピーが治るならお金なんていくらでも!とお金があったら あれもこれも試してみたいと思っていた私にちょっと歯止めをかけてくれた本でした。民間療法で重症化した方や亡くなってしまったかたなどの症例がいくつか心にささりました。
これはいい本です。アトピーに悩む患者さん、家族の方、ぜひ読むべきです。それよりも、まず医者こそが読むべきですね。患者さんがどう思ってるか、心して読んでほしいと思います。特に、専門はアレルギーではないのに、内科、胃腸科、循環器科、呼吸器科のついでにアレルギー科の看板あげてる先生たち!!よく読んでくださいよ。この本にも出てきますが、ちょっと学術的にアトピーのことを考えたければ、竹原和彦著 「アトピービジネス」がとても参考になります。みんなで賢くなって、世の中の、いんちき医療をやっつけろ!
「生き地獄天国」でカリンちゃんの生き様・エッセイストとしての力量に、注目してたので、たまたま入った本屋でこの本を見かけた際、一気に立ち読みしてしまいました。 「生き〜」では、いじめの原因として、夢を奪ったものとして触れられていた「アトピー」が、この本のメインテーマ。読むまでは「ニキビのひどい奴並」位の苦労なのかな?と思ってたのですが、重度の患者さんたちはここまで、大変な暮らしを送ってるとは・・!って感じでしたね。土佐清水病院への巡礼の旅とか。 どっちかというと闘病モノは感動の押し付けっぽくてあまりすきではないんですが、カリンちゃんのちょっと自意識過剰なんだけどドライブ感溢れる力強い文章で笑ったり感心したり・・と一気に読み終えてしまいました。またファンになっちゃったね。 アトピーは「わけわかんない」って意味だったという事実にへぇーX3。